014
国際産業 
SMITH & WESSON MAGNUM357 6in


● 実銃/S&W M19は、スミス&ウェッソン社が1955年に開発した回転式拳銃で、コンバットマグナムと呼ばれている。
.38スペシャル弾用の中型フレーム(Kフレーム)を使用しているため、357マグナム弾の強装弾を多用すると破損や歪みを起こすことがあり、更に大型のNフレームを採用したM27もある。1980年には、ひと回り大きいLフレームを採用したM586 が開発された。

国際産業SMITH & WESSON MAGNUM357 (初期型)
1975年国際産業から44 マグナムと同時に発売された。
1972年の映画ダーティハリーで大口径のリボルバーがブームとなり、各メーカから357マグナム、44マグナムのリボルバーがでた。MGCなどプラスチック製モデルガンを出していたが、まだ金属モデルガンが主流の時代だった。
箱には、国際産業株式会社となっており、コクサイ・イーグルマークが右上に入っている。
M91のの刻印は無いのだが形からだとM91かな?
シリンダーが若干短いのだが・・・・

● シリンダーをスイングアウトしてみた。
カートの裏にはKOKUSAI 357MAGNUMの文字が打ってある。

● フロントサイトは一体型だが形状は合格ライン。
● エジェクターロッドを支えるセンターピンハウジングは忠実に作られている。

● 右側面の刻印、バレルにSMITH & WESSON、トリガーガード右上にはKOKUSAI SANGYOの文字。
本来だとSWのマークが入る部分にSMG規格、Gだけが後から追加されている。
ということは、金型は1975年のもに1977年(昭和52年)の銃刀法改正の規格に適合させたということになる。

● 左側面刻印、バレルに357 MAGNUM、トリガーガード左上に小さくSMG10.77。