Colt Walker

 

 


●口径 .44/装弾数 6発 /アメリカ製(1847-1848)

1842年倒した、コルト再建の引き金となったウォーカーモデルは、工場再開発地のホイットニーモデルとも呼ばれた。
正式名称はコルト・アーミー・リボルバー・モデル1847 だが、テキサス・レインジャーのサミュエル・ハミルトン・ウォーカー大尉が、1847年に発注し、制作に協力したウォーカー大尉の名を取ってウォーカーモデルの愛称がつけられた。

コルトウォーカーは1847年から1848年にかけて1,100挺のみが製造された。

Total length: 390mm
Weight: 2kg
single-action

★Colt Walker装填動作

1 シリンダーフリーにするためハンマーをハーフコックの位置にし、ローディングレバーを下げる。
2 薬室に3.9gの火薬を詰める。
3 薬室上部から弾丸をいれる。
4 突き棒の下に薬室を回転させローディングレバーを下げて装填する。
後は薬室後方のニップルに雷管を被せる。

各薬室に60グレイン(3.9g)の火薬を詰める大型のシリンダーを持つコルトウォーカーは、近接戦闘で強力な威力が発揮できたが、サイズ(全長:約40センチ)と重さ(重量:約2キロ)に加え、発砲後にシリンダーが破損するという重大な問題が発覚した。
ローディングレバー・ロックが付いていないため、発砲の反動でローディングレバーが下がってしまい、レバーと銃身を紐で固定して使用された。

1848年には、これらの問題点を改善したコルト ドラグーンが登場した。