十四年式自動拳銃(初期型)

 

 


●口径 .8mm×22(十四年式拳銃実包)/装弾数 8発/日本製(1924)

1924年(大正13年)、陸軍砲兵大佐(南部麒次郎)の助言のもと、従来の制式拳銃二十六年式拳銃の後継として、南部式大型自動拳銃をベースに開発、大正14年に旧日本陸軍に制式採用。
南部式大型自動拳銃を大幅に単純化し、製造も容易にした。
左側面にあった復座バネを左右両方にし、グリップセフティから回転式の手動に変わり、外観もほっそりとスマートになった。
名古屋工廠; 中央工業(南部銃製造所); 東京工廠; 小倉工廠で作られた。

全長:230mm
ライフリング:8条右回り
銃身長:120mm
重量:800g