杉浦式自動拳銃

 

 


●口径 .32ACP/装弾数 8発/日本製(1925)

1925年頃、将校自衛用拳銃としてつくられた。
構造はコルト・ポケットをほとんどコピーして製造。
この自動拳銃は中国で造られたと伝えられるが正確なところは不明であ る。
銃自体、日本国内には現存しておらず、当時のアメリカ兵が戦利品として持ち帰った銃がアメリカ市場に少量だが出回っている。
設計者と思われる杉浦なる人物の資料も残されておらず、外の博物館に極少数保管されている現物から、日本軍将校に人気の高かったコルト・ポケットモデルのコピー的存在という程度。

設計・製造/杉浦銃器製造所
ライフリング/4条右回り
作動方式/ 撃鉄内蔵式ブローバック
銃口初速 975m/s, 884 m/s
有効射程/50m