Luger P08

 

 

● 9mm (9x19mm Parabellum) /8発 /ドイツ製 (1898 -1942)

当時DWM(ドイツ兵器&弾薬製造会社)が生産していた大型拳銃ボーチャードピストルを、DWM社のゲオルク・ルガーが改良して、1898年に原型が完成した。
特徴は独特な作動方式でトグル・アクションと呼ばれる方式である。
また、部品数が多く部品には全て同じ刻印がされている。
(刻印が異なるルガーどうしではパーツの互換性が無い)
1908年にドイツ陸軍に制式採用された。
1930年に製造のDWM社(約130万丁製造)はモーゼル社に吸収され、1945年までモーゼル社(約100万丁製造)で製造された。

全長:222mm
銃身長:102mm
重量:870g
ライフリング:6条右回り
作動方式: シングルアクション トグルアクション式ショートリコイル
銃口初速 :350-400m/s
有効射程 :50m

 



Luger P08 8inch

 

● 9mm (9x19mm Parabellum) /8発 /ドイツ製

アーティラリー(砲兵モデル)と呼ばれる陸軍用8インチモデルは、バレル後部にリアサイトが付いていて目標に合わせて 100mから800mまでの間、100mごとに調節する事が出来る。

全長:313mm
重量:1050g

後にモデル1914は木製のショルダーストックと、32発のスネイル・マガジンが一緒に支給された。


Luger P04 Navy 5.9inch

● 9mm (9x19mm Parabellum) /8発/ドイツ・スイス製 (1904)

1904年、ドイツ海軍は6インチ銃身モデルのルガーM1904(マリーネP04)を採用した。(P08のマリーネもある)
特徴は グリップの後面にグリップセフティを装備し、リアサイトが100m〜200m間(2段階)で調整可能になっている。
またセーフティ・レバーは上に押し上げてロックという点が、 P08マリーネとの目立つ相違点である。

全長:280mm
重量:910g