Walther P38(WW2モデル)

 

● 口径:9mm LUGER/装弾数:8+1発/ドイツ製(1938-1945)

原型は1934年頃から開発が進められ1938年にルガーP08の後継として、ドイツ軍にP38の名称で制式採用された。
P38はワルサー工場の他にモーゼル工場でも作られた。
(ワルサー製はac、モーゼル製はbyfの刻印が入っている)
ショートリコイル式の撃発システムで残弾指示ピンつきの、大型軍用拳銃では始めてのダブルアクション機構と安全性をたもつため安全装置が組み込まれている。
不発弾も再度トリガーを引くことによって撃発させる事ができる。

全長:216mm
銃身長:125mm
重量:945g
ライフリング:6条 右回り
有効射程:50m



Walther P1(戦後モデル)

 

● 口径:9mm LUGER/装弾数:8+1発/ドイツ製(1957-2000)

戦後、西ドイツに再建されたワルサー工場で作られ、 1957年にドイツ連邦国防軍は、P38の改良型(戦後モデル)を1963年10月まで、正式拳銃として採用。
※軍用生産型を「P1」、民生用生産型を「P38」と呼び分ける。

戦後モデルのほとんどはフレームにアルミが採用され、重量 も770gになった。
1957年から生産され2004年に完全に生産が終了した。