Walther P5

 

 

●口径:9x19mm/装弾数:8発/ドイツ製 (1977-)
 
1970年代に、西ドイツ警察の制式拳銃のトライアル用に開発した小型自動拳銃。
第2次大戦時に製造したP38の発展型で、バレルの短縮やスライドの 安全装置等を排除する等の細かい修正が加えられている。
スライドに大きなエジェクション・ポートを備えたP1、P4、P38Kのスライドにかわり P5ピストルはバレル全体をスライドでカバーし、小さなエジェクション・ポートを備えたスタイルになった。
西ドイツ警察制式拳銃トライアルでは、P5のほかマウザー HSP、H&K P7、SIG/SAUER P225が提出された。
最終的にH&K P7、SIG/SAUER P225、P5の中から各州が自由に選ぶという形式でトライアルは終了したが、P5は価格が高すぎて採用数は最下位だった。

1987年には女性警官にも使えるコンパクトモデルが開発された。

身長:90mm
全長:180mm
重量:795g
ライフリング:5条右回り