Lignose Einhand 3A

 


●口径:.6.35mm/装弾数:9発/ドイツ製 (1920)
 
1929年頃までセミオートマチック・ピストルは、携帯時にはチャンバーを空にしておくのが常識だったので、 スライドを手で引いて、マガジンから初弾をチャンバーに装填するため、リボルバーより速射対応では劣っていた。
1900年代のはじめ、オーストリアのウィットボルト・チレブスキーがトリガー・ガードの前部を可動式にして、スライドを引けるピストルを試作した。
これを1918年にSIGが生産したが、数百挺しか生産されていない。
その後、1920年にドイツのリグノーズ社で 片手でスライドを引いて発射準備ができるEinhand 2A 3Aなどが開発された。

長さ117mm
バレルの長さ52mm
重さ510g